ヘビ・トカゲ・カエルといった爬虫類が大好きな人も多いですよね。
ただ、犬や猫ほど多く飼育されていないこともあり、もし亡くなったらペットとしてきちんと対応してもらえるのか、不安を感じるご家族様も多いかもしれません。
そこで今回は、爬虫類(ヘビ・トカゲ・カエル)が亡くなった時の供養の仕方や、火葬についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
ヘビ・トカゲ・カエル等の爬虫類のペットが亡くなったら
生死を確認する
爬虫類は自然環境下では冬眠して越冬します。
家庭で飼育されている爬虫類も、気温が下がってくると動きが鈍くなってきたり餌を食べ亡くなったりしますので、飼育経験がないと元気がなくなってきたと感じるかもしれません。
冬眠し始めたらほとんど動かないので、死んでしまったと焦ることも少なくないでしょう。
とくに小さなお子様がお世話する場合、冬眠を死んでしまったと勘違いしてしまうことがよくあります。
冬が来る前に、冬眠させる・させないかを決めて、しっかりと対策をしておきましょう。
もし冬の間に亡くなってしまったと判断したら、まず生死確認をしっかりと行うことが大切です。
生死が分からないときは、獣医師か販売店などに相談してみましょう。
ご遺体を安置する
爬虫類のペットが亡くなってしまったら、ご遺体の状態を安定させるためなるべく早く安置します。
体の汚れがあれば固く絞ったタオルなどで拭き取り、ペーパータオルやハンカチなどを敷いた箱やカゴなどに寝かせてあげましょう。
涼しく、風や日光が直接当たらないところに置いてあげるのが良いですよ。
保冷剤でご遺体全体を冷やしておくことも大切です。
ご遺体を冷蔵庫などに安置するのは衛生的に問題がありますので、控えてくださいね。
ヘビ・トカゲ・カエル等の爬虫類のペットを火葬する
小さなペットも火葬供養してあげるのがおすすめ
ご遺体をお庭に埋葬して、自然に返してあげたいと思うご家族様もいらっしゃるかもしれません。
実は、火葬していない骨は分解されるまで長い時間がかかります。さらに、猫やイタチなどに掘り返されたりすることもありますし、ガーデニングなどでうっかり掘り起こしてしまったりする可能性も否定できません。
安心して眠らせてあげるためにも、火葬後のご遺骨を埋めてあげるのが良いと思います。
自治体に依頼する
市町村が運営・委託している火葬場にご遺体を持って行って火葬してもらうことができます。
多くの場合、他の動物の遺体といっしょに火葬されます。手続きも簡単で費用も安く済むことが多いですが、事務的な対応や呆気ないお別れに後悔が残ることも少なくありません。
申し込むときは、火葬の流れやご遺骨の取り扱いなどについて、事前に確認しておくことが大切です。
ペット火葬業者に依頼する
民間のペット火葬業者では、ご葬儀・火葬・供養などを一貫して行っています。
できれば自宅から近く、営業している様子がわかる業者が安心ですが、初めての場合はホームページやブログを確認して、誠意を持って対応してくれるところか確認してくださいね。
「日本動物葬儀霊園協会」といった協会・連盟などに加盟しているかどうかも安心して任せられる基準になりますので参考にしてください。
自分で処理する
自分で処理するときは、生ゴミとして処分することになります。
費用などの問題があるかもしれませんが、後悔しない選択をしてくださいね。
なお、公園や河川敷などの公共の場所に、ご遺体を埋葬するのは違法行為ですので注意しましょう。
ペット火葬業者で火葬するときの注意点
火葬の種類と違いについて
ペット火葬業者の火葬には、個別火葬と合同火葬があります。
個別火葬は、ご家族様のペットだけを火葬する方法で、合同火葬は他のペットも一緒に火葬する方法です。
個別火葬は、火葬時のお立合いや火葬後のご遺骨上げができますが、合同火葬はご遺体をお渡しいただいた後は、合同納骨堂・慰霊碑にお参りいただくことになります。
合同火葬の方が費用は安いですが、その後のご供養の仕方が限られてしまうので、悩まれるようなら個別火葬をおすすめしています。
火葬のときご供物は入れられる?
大切なペットを火葬する時、大好きだったおやつやフードを一緒に入れてあげたいですよね。
火葬後にご遺骨を綺麗に残すためには、なるべくご遺体以外のものは入れない方が良いのですが、少量であればフードやおやつ、写真なども可能です。
爬虫類のペットの場合、おやつやフードにラットなどが使われることがありますよね。
愛ペットグループでは、他の動物を一緒に火葬することはお受けしていないのですが、ご供物として、冷凍または乾燥させて加工された食料用の動物なら一緒に火葬することができます。
自宅への埋葬や手元供養
火葬後のご遺骨を、自宅の敷地に埋葬したりペット用の仏壇を設置したりして手元供養する方法があります。
亡くなってからも身近に供養できるので、ご家族様にとっては自然な方法かもしれませんね。
ご遺骨を手元供養される場合は、四十九日や三回忌などの区切りのタイミングで、納骨堂や霊園を利用した供養に切り替えてあげると良いですよ。
ペット霊園
ペット火葬業者が運営・提携している霊園に、ペットのお墓を建てて供養することもできます。
ご家族様が亡くなってしまっても永代供養できますので、安心してご利用いただけますよ。
もちろんペット専用のお墓を建てられる霊園もございます。
ペット納骨堂
納骨堂は、ご遺骨を入れた骨壺を保管し供養するところで、ビル全体・または一室を利用していることが多く、アクセスしやすいことがメリットの一つです。
愛ペットグループの納骨堂では、しばらく個別の骨壺で供養し、ご家族様のお気持ちが落ち着いたら、合同納骨でのご供養に切り替えることもできますよ。
ヘビ・トカゲ・カエル等の爬虫類ペットも大切な家族
爬虫類のペットも、同じ時間を一緒に過ごした大切な家族と考えています。動物の種類によってお別れの仕方や対応を変えることはありませんので、安心してご利用くださいね。
火葬後にご遺骨を残したいなら、個別火葬を選びましょう。一緒に大好きなフードやおやつを入れてあげることもできますよ。
埋葬して自然に返してあげたいというときも、火葬後のご遺骨が安心です。
R2 事業再構築 シ-3
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